よみものにでていた「捨てられるはずだった食材の有効活用」についてですが、農家から見たことを少し書かせてもらいますね
正論から申しますと、家庭菜園をやっている方はわかると思いますが、自然な農産物は美味しい部分からそうでない部分まであり、ヒトが食べるグレードはもちろん美味しい部分だけです
形の悪い農産物や食味が良くなくて販売されないものも多々あります
例えば人参の形が悪いものはジュースの原材料にしたり、有効活用されているものもあるのですが、活用出来ていないものもまだ多いようです
私が思うには、
美味しい部分→ヒトが食べる
形が悪いだけ→加工品にまわす(品質のよいものはヒト用、そうでないものは家畜やペットのエサ用に)
加工にも回せないレベル→堆肥や肥料に
うまく使い分けて廃棄にしない工夫が必要です
食品工場から出る残渣も、産業廃棄物として適正に処理業者に頼めば、廃棄といっても堆肥や肥料に有効活用し循環していると思います
同じ廃棄でも可燃ごみに出して焼却処分しているもの、これは何とかしなくてはなりません
それから田舎の農家の場合は、いいところだけ販売して残りは自分の所有する山林に不法投棄していることが多く有ります。自分の山に棄てるのだからいいじゃないかと言われますが、産業廃棄物の不法投棄なのでこれも何とかしなくてはなりませんね
人参にしても、私は以前は皆さんと同じく形をよく選別して揃えて出荷していましたが、最近はその選別をあえて緩めにして、自然のものがなぜこういう形になるのかをよく説明して理解してもらい、はねだしを減らす努力もしています
日本人にはやはりもったいない精神があって有効に利活用されることが多いと思うのですが、近年のコスパ重視の傾向で、「捨てたほうが手間がかからず、早く、お金がかからない」となっているので、それも気候変動を助長しているのではないかと私は思います
私が鶏のエサとして購入している魚粉の製造元である静岡県のマグロ工場は、プレミアムツナ缶を製造しています(市販のツナ缶は外国製造が多い)
やはり頭や内臓など端材が出るので、魚粉に加工して飼料や肥料として販売しています
メーカーに聞くと、魚粉の販売がうまくまわらないと、ツナ缶の製造にも影響するので、魚粉を買ってもらってありがたい、といってました
それから、地元の無化調ラーメン(化学調味料無添加)の出汁がらを頂いて、鶏のエサに使っています
原料は煮干しと昆布、鰹節の和風出汁です
煮干しは大きなマイワシやウルメイワシ、昆布は利尻昆布とか高級素材を使っているので、メチャウマのラーメンです😋
出汁がらは今まで可燃ごみに捨てていたというので、有効活用出来ればゴミの削減にも繋がります
鶏のエサには発酵処理しています
フードプロセッサーで細断し(大きいままだと取り合いになって大変なので)、米ぬか、オカラ、竹パウダーなど他の材料と混ぜて乳酸発酵します
オカラもそうですが、そのままだと腐敗しやすく日持ちしません
乾燥オカラにするのはとてもエネルギーを使うので、むしろウェットのまま処理する方がエコです
乳酸発酵することで保存性が良くなるのと、ビタミンや短鎖脂肪酸などが増えて栄養価が高くなり、腸内環境を整える効果も期待されます
この他にも私は沢山の種類のエコフィードを作って使っています
全部書くと本1冊分くらいになってしまうので、このくらいにしておきます😆
農産物の生産工程でもCO₂削減やゴミの削減をもっと進める必要があると思います
出来ればそういった環境に配慮した商品や農産物を購入して頂ければ、間接的に気候変動対策につながると思います🙆
うちの飼い猫もオヤツに煮干しが大好きなので、出汁がら煮干しをあげてみたことがあるのですが、味が抜けているからか食べませんでした😣
ペットも家族の一員なので、健康に長生きしてもらうためにも、品質の良いヒューマングレード同等のエサをお勧めします
そういえば昔の「ネコマンマ」は塩分が高くて問題もあったかと思いますが、まさにヒューマングレードでしたよね😺
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投稿を表示こんにちは😃
凄い知識と実践力ですね。
またネットワークも広くて羨ましい限りです。
私のエコ努力はホント些細な事ですが、
食品は極力使い切る。賞味期限、消費期限は参考にする程度です。
いただきもので自分で食べきれなさそうな時はいただいてすぐお裾分けします。
後で配り過ぎて後悔する時もありますが。
また衣類、靴はエコ活動で回収してるところに出します。
古いタオルは切って使い捨て雑巾に。
そんな程度です。